メディア運用にGoogleトレンドを利用していますか?Googleトレンドとは、指定した期間内に多く検索されているキーワードがどんなものか、またその数の推移を確認できるオンラインの検索ツールです。Googleでは日々膨大な量の検索が行われており、そのデータからトレンドの動向を調べることができるのです。Googleトレンドは世界で最大のリアルタイムデータベースといえるでしょう。今回は、Googleトレンドでできることと、メディア運用への活用方法についてお伝えします。
こちらもオススメ
Googleトレンドでできること
1.「調べる」…特定のキーワードの検索回数を知る
まず、Googleトレンドでは、特定のキーワードの検索回数の推移をグラフで確認できます。 左サイドバーから「調べる」→「検索キーワードを追加」欄をクリックし、調べたいキーワードを入力します。対象となる言語は、検索キーワードと同じ言語のみです。例えば「ラグビー」というキーワードを選択した場合、「ラグビーチーム」「ラグビーボール」なども含まれます。 入力したキーワードに対して、「人気度の動向(折れ線グラフ)」「地域別のインタレスト」「関連トピック」「関連キーワード」が表示されます。関連トピック、関連キーワードでは該当のキーワードを検索するユーザーが、同じように検索している他のキーワードを確認できます。
2.「急上昇ワード」…日ごと、リアルタイムの急上昇ワードを知る
Googleトレンドでは、人気急上昇のキーワードを確認することもできます。 左サイドバーから「急上昇ワード」をクリックします。上部のタブには「毎日の検索トレンド」「リアルタイムの検索トレンド」があり、「毎日の検索トレンド」を選択すると、日ごとの急上昇ワードと関連記事、「リアルタイムの検索トレンド」を選択すると現在から24時間以内の急上昇ワードと関連記事が表示されます。 また、Googleアカウントにログインしていれば、左サイドバー「登録」から、急上昇ワードのメール通知設定をすることもできます。
3.Years in Search:検索で振り返る…過去のトレンドを知る
左サイドバーの「Years in Search:検索で振り返る」をクリックし、右上バーから検索したい年を選択します。その年話題になった人物、ニュース、ドラマや映画、ゲームなど、様々なカテゴリでのンキングが表示されます。 Googleトレンドと似たツールに、Googleキーワードプランナーがあります。GoogleトレンドとGoogleキーワードプランナーを併用すると、よりキーワードの需要について詳細に調べられます。GoogleキーワードプランナーはGoogle広告から出ているツールであるためアカウント登録が必要ですが、Googleトレンドは登録なしで無料で利用できます。
Googleトレンドをメディア運営に活かそう
たとえば、「日焼け止め」というキーワードがよく検索されている時期を確認すると、3月頃からじょじょに検索数は上昇し始め、8月後半には落ち着く、といった傾向がわかります。これをメディア運営に活用するにたは、たとえば「日焼け止め」のキーワードが良く検索されている時期に「おすすめの日焼け止め○○選」のような記事をアップしSNS等で拡散するなどが挙げられます。 また、「日焼け止め」のように季節性のないゲーム作品名などの検索推移からは、ゲームでイベント実施時期はや、アップデート実施時期を知ることが出来ます。トレンドが急上昇している時期にどんなイベントが行われていたのかを調べ、自社で打つキャンペーン施策のタイミングや内容に活かす事も可能です。
まとめ
このように、Googleトレンドはメディア運営に大きく役立ちます。メディアの方向性や記事の内容に困ったら、Googleトレンドを活用してみてはいかがでしょうか。
こちらもおすすめ
- オウンドメディア立ち上げ後、Web担当者がやるべきチェックポイント3選
- オウンドメディア運用は難しい?オウンドメディア運用にかかる費用と継続のポイント
- オウンドメディアでコンテンツが充実したら、ピラーページ作成にチャレンジしよう!