ホワイトペーパーを知っていますか?近年ではマーケティング用語として使われる「ホワイトペーパー」ですが、ホワイトペーパーはもともと「白書」という意味で、政府や公的機関による年次報告書を指していました。ホワイトペーパーとは、「自社のサービス・商品を売り込むことを目的としたお役立ち情報やレポート」です。今回は、ホワイトペーパーの種類について解説します。
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ホワイトペーパーの種類は大きく4つ
ホワイトペーパーは大きく「課題解決型」「事例紹介型」「レポート型」「その他」の4つの種類に分けられます。それぞれについて見ていきましょう。
●課題解決型
課題解決型は、もっとも一般的なホワイトペーパーです。はじめに顧客が抱える課題を提示して、要因を分析、自社製品やサービスを活用した解決策の提案や自社ソリューションの提示などを行います。ノウハウ提供資料
●事例紹介型
事例紹介型は、自社製品やサービスを実際に活用し、課題解決に導いた事例をまとめたホワイトペーパーです。導入前に抱えていた課題と、その課題をどのように解決したのかを具体的にまとめています。導入事例
●レポート型
レポート型は、独自の調査結果をまとめたホワイトペーパーです。例えば、自社で行ったアンケート結果にもとづいたレポートや市場の分析結果などを記載しています。市場や業界の動向について紹介する内容が主です。市場調査レポートなどがその例です。
●その他
前述したタイプには分類されないホワイトペーパーもあります。例えば、業界内で使われる用語をまとめた用語集や、自社で開催したセミナーや展示会などに関しての報告などがあり、個々の企業によって多様な内容がみられます。・製品カタログ ・製品・サービスに関するガイドブック
ホワイトペーパーとサービス資料との違い
ホワイトペーパーはサービス資料と混同されがちですが、2つには大きな違いがあります。ホワイトペーパーには、性能比較や製品・サービスの活用方法といった、課題解決のための情報を提供するという目的があります。対して、サービス資料は商品やサービスのメリットを説くことが目的です。
まとめ
ホワイトペーパーにはこのようにさまざまな種類がありますが、基本的な活用方法としては、Webサイトに掲載することをおすすめします。次回はホワイトペーパー活用のメリットについて解説します。