記事を読み、その記事を誰かに教えたいと思ったときに気軽にシェアできるように設置されるシェアボタン(ソーシャルボタン)。今やWebメディアには欠かせないものです。最近は企業サイトでもソーシャルボタンを設置しています。今回は、ソーシャルボタンのメリットとデメリットについて解説します。
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ソーシャルボタン設置のメリット
Webメディアだけでなく、企業が自社のHPやブログにソーシャルボタンを設置することはおすすめです。設置することで多くのメリットを得られます。
SNSによるコンテンツの拡散が期待できるのはもちろん、興味ユーザーが可視化できる点も大きなメリットです。また、SNS運用には非常に手間がかかりますが、SNS運用者の投稿の補完としての機能も期待できます。詳しく見ていきましょう。
・コンテンツの拡散が期待できる
拡散力はもっとも大きなメリットです。ソーシャルボタンがあることで、SNS利用ユーザーは気軽に情報をシェアし拡散してくれます。1人のユーザーが訪れたことで、そこから何人ものユーザーへリーチできるため、印刷した紙やPRイベントの開催などよりも、手軽に多くの興味ユーザーへリーチできます。
・SNS運用の補完として
自社サイトにソーシャルボタンがあればネットユーザーが情報を拡散してくれるので、頻繁にSNSを更新する必要がなくなります。ユーザーによって利用しているSNSは異なりますので、ユーザーに合ったソーシャルボタンを設置し、ピンポイントにターゲットへと訴求しましょう。
・興味ユーザーが可視化できる
SNSを効率的に使い、拡散できるだけでなく、興味ユーザーが可視化できる点もポイントです。自社の商品・サービスにどんな人が興味を持っているのかの傾向を分析したり、また、そういった人は他にどんなことに興味があるのかを探る手掛かりになります。
ソーシャルボタン設置のデメリット
ソーシャルボタンを設置することによるデメリットはほとんどありませんが、1点だけ気を付けたいことがあります。ソーシャルボタン設置は拡散力が期待できる反面、ネガティブなニュースに関係する記事や、炎上した場合にも拡散されやすい点には注意しておきましょう。
また、デメリットではありませんが、設置方法によっては効果が薄れてしまう可能性があるので気を付けましょう。たとえば、ボタンの数が多すぎるとシェアされるSNSが分散されてしまい、ターゲットがぶれてしまうことが考えられます。せっかくユーザーの傾向を掴みたいのに、うまく傾向が読み取れないということになりかねません。
また、サイトの内容とソーシャルボタンの相性も大切です。たとえばビジュアルを訴求したいサイトに、文字情報だらけのブログへのソーシャルボタンが設置されていても、あまりシェアする人はいないかもしれません。ソーシャルボタンを設置する際は、サイトとの相性を考慮しましょう。
まとめ
ソーシャルボタンの設置は企業の情報拡散に必要不可欠です。ユーザーの拡散力によってマーケティングの成功は左右されます。他社が、どんなソーシャルボタンを設置しているのかを調べながら、ソーシャルボタンを活用したマーケティングを試みてみましょう。