サブスクリプションサービス(サブスク)のこと知っていますか? メディア担当者が理解したいWeb用語

サブスクリプションサービス(サブスク)のこと知っていますか? メディア担当者が理解したいWeb用語

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サブスクリプションサービスをご存じでしょうか?略称『サブスク』として耳にする機会も多いと思います。サブスクリプションは、ビジネスモデルの一つで、サブスクリプション方式やサブスクリプションモデルと呼ばれてきました。今回は、サブスクリプションサービスのメリット・デメリットやサービス事例について説明します。

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サブスクリプションサービス(略称『サブスク』)とは?

冒頭でも触れたようにサブスクリプションは、スマホサービスにおける代表的なビジネスモデルの一つです。ユーザは商品(ネットサービスの場合はデータ)を買い取るのではなく、商品を利用する権利を借りることで、買い取り方式と比較して低料金で商品を利用することができます。元々は、雑誌の年間購読を意味する言葉でしたが、その言葉が転じてスマホの月額サービスや定額制ランチチケットのような、バーチャル・リアルを問わない様々な定額制サービスがサブスクリプションサービスと呼ばれるようになりました。

サブスクリプションサービスのメリット

サブスクリプションサービスの一番のメリットは、イニシャルコストが不要で低料金で商品・サービスの利用を開始できるということでしょう。特に映画の見放題サービスや音楽の聴き放題サービスはお得感があり、ユーザ数が年々増加しています。多くのサービスが、月額課金型(月額性)のサービスとなっています。

サブスクリプションサービスのデメリット

権利を所有する買い取り形式ではないため、商品そのものはユーザの資産になりません。このため、提供者側の都合やユーザの利用プランによっては、前月まで利用できていたサービスの一部が利用できなくなるケースがあります。またソフトウェアサービス等では、最新版への自動アップグレードにより、旧バージョンが使えなくなるケースもあります。また、サービス提供側の事業不振により、サービス提供が終了する場合もあります。

サブスクリプションサービス事例

LINE MUSIC(提供:LINE MUSIC株式会社)

LINE MUSICは、約6,000万曲が聴ける音楽のストリーミングサービスです。エンターテイメント型サブスクリプションサービスの王道と言えるでしょう。月額980円(年間9,600円)のサービスですが、無料お試し期間が3か月もあるので、無料期間でサービスの魅力や自分のライフスタイルに合っているかの判断もしやすいと言えます。音楽好きの方は一度試してみてはいかがでしょうか。LINE社のAIアシスタントClovaとも簡単に連携できるので、自宅・外出先と場所を選ばずに利用できるのもメリットです。

観劇三昧(提供:株式会社ネクステージ)

観劇三昧は、演劇に特化した特徴あるサブスクリプションサービスです。月額950円で、全国の劇団の演劇が視聴できるため、チラシで気になっていた遠方の演劇や、スケジュールが合わず見逃した演劇もスマホやパソコンで簡単に視聴することができます。劇団数や作品数は増加しており、2020年3月時点で、全国 401 劇団 1389 作品が見放題です。無料作品も配信しているため、無料会員登録して演劇の凄さを味わってみるものいいでしょう。

絵本クラブ(提供:株式会社絵本ナビ)

絵本クラブは、絵本のプロがお子様の年齢に合わせた選書を行い、月に1度絵本を届けてくれるサービスです。絵本のリストも事前に確認できるため、既に読んだことのある絵本がある場合は絵本を変更することもできるユニークなサービスです。費用は申し込むコースによって異なりますが、月額約2,000円で2~3冊の絵本が届きます。

まとめ

スマホの普及で拡大しつつあるサブスクリプションサービスは、使えば使うほど割安になるコストパフォーマンスの高いサービスと言えます。ジャンルもエンターテイメントだけでなく、教育や飲食等の生活に密着したものにまで拡大し、スマホがあれば即利用開始できるケースも多いので、お気に入りのサービスを見つけて生活に取り入れてはいかがでしょうか?

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