地域の情報を独自路線で発信するローカルメディアが面白い! 鹿児島・愛媛・宮城のWebマガジンをご紹介
とりもちトピックス
以前の記事(Webマガジンの今と未来、広報担当者必見のWebマガジンも紹介!)では、Webマガジンのトレンドと注目すべきWebマガジンをいくつか紹介しました。今回は、最近注目されている地域の情報を独自路線で発信するローカルメディアの面白さを解説します。
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増えつつあるローカルメディア
ローカルメディアとは?
ローカルメディア(Local Media)とは、その名の通り地域のメディア・地方のメディアという意味です。広域ではなく、主に県域もしくは市域などエリアが限定されたWebマガジンの形式をとるケースが多く、独自路線の切り口でコンテンツ制作に取り組まれています。SNSでユーザからの取材リクエストを募集したりするなどコンテンツのネタ収集方法にも工夫が見られます。
ローカルメディアをおすすめする3つのポイント
それでは、ローカルメディアのどの点が面白いのでしょうか? 具体的におすすめしたい3つのポイントを解説します。
1.即効性のあるオリジナルコンテンツ
ローカルメディアは、少人数もしくは個人で運営されることが多く、コンテンツの編集方針も独自色が出しやすくなっています。例えば、クチコミなどに対してタイムリーに取材を行い、即日コンテンツ制作・配信を行うことで、大規模メディアとの棲み分けが可能になります。
2.ローカメディアならではの文章表現
Webマガジンは、その媒体ごとに編集方針が異なります。一般的に大規模メディアほど多くのユーザをターゲットにしているため、表現方法や構成は一般化され、誰にでも読みやすく受け入れられやすいトンマナ(※)となっています。ローカルメディアは、コンテンツの表現も自由度が高く、あえてその地方の言葉(方言)を入れた説明もよく見られます。
※トンマナとは、「トーン&マナー」の略で、Webサイトにおけるデザインやトーンの一貫性を保つためのルールとして使用されるWeb専門用語です。
3.ローカルメディアの成長を楽しむ熱狂的なファン
ローカルメディアは大規模サイトと比較し、Webサイト全体のPV(ページビュー)やUU(ユニークユーザ)は少なくなります。しかし、そのWebサイト特性から熱狂的なファンが多く、リピータも多いです。編集者も地元出身のケースが多く、その結果SNSの返信コメントにも親しみが持たれ、その対応が更にファンの拡大に繋がります。熱狂的なファンを一定数獲得できれば、テレビや新聞にも負けない地域メディアに発展する可能性があります。ファンとなれば、その発展過程も楽しむことができます。
鹿児島・愛媛・宮城のローカルメディアをご紹介
今回は、とりもちを利用いただいている鹿児島・愛媛・宮城の各ローカルメディアを紹介します。Webサイトに加え、各SNSも面白いので是非ご覧ください。
鹿児島県:KagoshimaniaX
KagoshimaniaXは、鹿児島の面白いものを集めて世界に発信することで、鹿児島を盛り上げるプロジェクトです。鹿児島県のマニアックな地域ネタは人気があり、記事の更新頻度も高く熱狂的なファンを増やし続けています。
おすすめポイント:超濃厚なグルメレポートと方言をもじったオリジナルグッズ
対象地域:鹿児島県全域
URL:https://www.kagoshimaniax.com/
愛媛県:海賊つうしん。
海賊つうしん。は、瀬戸内の能島(のしま)、村上海賊(祝・日本遺産認定)をモチーフにした漫画のキャラクターが、愛媛県の観光・グルメ・イベント情報を発信する地域密着型サイトです。
対象地域:愛媛島県全域
宮城県:せんだいマチプラ
せんだいマチプラは、宮城・仙台の”リアル”をお届けする情報マガジンです。仙台で生活する人、仙台に興味がある人、仙台をまったく知らない人。そんな人たちの生活を昨日よりもちょっとだけ楽しくできるようなサイトを目指されています。
おすすめポイント:ラーメン・居酒屋の情報が充実し、メニューだけでなく店の雰囲気・広さがよく伝わる対象地域:仙台市を中心とした宮城県内情報
とりもちでは、レコメンドウィジェットやLINEを使ったリテンションマーケティングなどを通してローカルメディア様の事業をご支援いたします。興味ある場合は、お気軽にお問い合わせページよりご連絡ください。