Webマガジンの今と未来、広報担当者必見のWebマガジンも紹介!

Webマガジンの今と未来、広報担当者必見のWebマガジンも紹介!

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置く場所をとらない、保管場所に困らない、「紙ではない電子版の雑誌」としてスタートしたWEBマガジンですが、近年は立派なメディアになりました。Twitter、インスタグラム、フェイスブックなどの各種SNSとのコラボレーションも、もはや珍しくありません。情報発信源としてのWebマガジンについて解説していきます。

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そもそもWebマガジンって何?

テキスト分量が多いためブログに似ていますが、個人ブログとWebマガジンは少し趣が異なります。Webマガジンは企業やグループ、アーティスト集団などが、紙媒体ではなく、インターネット上で展開している雑誌です。以前は「紙媒体の雑誌」をWebへ移植したものが多かったのですが、最近はネット上だけで展開するWebマガジンも多くなってきました。AIや専門家などが既存の情報を集めて記事を制作するキュレーションメディアも、Webマガジンに含まれるケースがあります。

キュレーションメディアではなく、一次情報を掲載しているWebマガジンは、テーマや題材、コンセプト(旅行、グルメ、ペット、趣味、市町村やエリアなど)が明確に定まっており、定期的に更新しているものが多く、複数の専門ライター、デザイナーを抱えて運営されていることが多いようです。

広報担当者必見のWebマガジンはコレ!

続いては、企業の広報担当者がぜひ見ておきたいWebマガジンをいくつか紹介します。Webマガジンを運営している方、もしくはWebマガジンの立ち上げを考えている方は参考にしてみてください。

小さな声を届けるウェブマガジン「BAMP」

https://bamp.is/

ECサービスの「BASE」とクラウドファインディングの「CAMPFIRE」の2社が合同で届ける一次情報Webマガジン。サイト自体はシンプルな作りですが、「小さな声を届ける」というテーマのもと、ローカルな情報、読み応えのある一風変わったインタビューが掲載されています。

TOKYO FOOTRIP

https://www.tokyofootrip.com/

デザイン性の高いグルメWebマガジン。写真を大きく魅力的に見せるデザインでインパクトがあり、マガジン内にレストランを探すサーチエンジンが組み込まれています。キュレ―ションメディア寄りですが、内容は充実しています。

honeyee.com

http://www.honeyee.com/

男性向けのスタイリッシュなライフスタイルWebマガジン。デザイナー、ミュージシャン、アーティスト、スタイリストなどのブログもまとまっており、エンターテインメント性が高い作りになっています。

Girls Artalk(ガールズアートーク)

http://girlsartalk.com/

「ガールズトークをするように、アートの話をしてほしい」というコンセプトのWEBマガジン。若いモデルのライターも起用し、テーマに合わせた親しみやすさを感じさせてくれます。イベント開催情報などに合わせて、コラムやレポートなどが多岐にわたって楽しめます。

.HYAKKEI[ドットヒャッケイ]

https://hyakkei.me/

アウトドア情報専門の一次情報Webマガジン。「自然を楽しもう!」をコンセプトに、登山やハイキング、キャンプといった定番の記事からスキーやスノーボードの情報まで幅広く網羅。ツアーガイドのインタビューなど、大自然を満喫したくなる記事が掲載されています。

これからどうなるWebマガジン

多くのWebマガジンが刊行されている現在、読みやすさ、見やすさ、わかりやすさ、デザイン性を兼ね備えたサイトが生き残っていくと考えられます。つまり、「できない・しづらい・わからない」から「できる・しやすい・わかる」というデザインを実現していく必要があります。

さらに、アップルウォッチをはじめとするスマートウォッチ、スマートスピーカーなども登場しており、マシーンリーダブルであること(さまざまなデバイスで情報を取得できるようにしておくこと)も重要な要素になります。今後、日本が高齢化社会になるのは確実であり、細かすぎない文字、コントラストの強すぎないデザインが読まれるために有効な手段となります。障害を持った人でもアクセスできるデザイン(インクルーシブデザイン)を考慮することも大切です。

読んでもらえるWebマガジンにするには工夫が必要

インターネット上には、日本のものだけでなく、世界各国から発信されている魅力的なWebマガジンがたくさんあります。これからのWebマガジンは、デザイン性や情報のクオリティの高さだけでなく、「読みやすさ」と「多機能性」などが求められています。