CTR(クリック率)に差が出るクリエイティブのつくり方 ~ネイティブ広告編~

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ユーザに対して、広告コンテンツをWebサイトになじませ、自然に読ませる広告手法であるネイティブ広告(ネイティブアド)は、インターネット広告の中も主流になりつつあります。ネイティブ広告の各配信プラットフォームに広告コンテンツを入稿することで、広告配信はスタートしますが、配信時のCTR(クリック率)は広告コンテンツによって当然ばらつきが出ます。ネイティブ広告を入稿する際のクリエイティブ作成における注意点をまとめてみました。

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用語のおさらい

ネイティブ広告を取り扱う際に良く出てくる用語をおさらいしましょう。

ネイティブ広告(ネイティブアド)

ネイティブ広告とは、各Webサイトのコンテンツに広告が溶け込んで(なじんで)表示される広告フォーマット全般の名称です。Webサイトになじんで表示されるため、いかにも広告という目立つもの(オーバレイ広告やアニメーション付きのものなど)はあまり見かけません。

ネイティブ広告:WebサイトやWebサイト内のコンテンツフォーマットに沿って配信される広告

ネイティブ広告と分類される広告のもう少し細かい分類として、インフィード広告やレコメンドウィジェット型広告などがあります。今回の記事では割愛しますが、興味があれば調べてみてください。

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クリエイティブ

クリエイティブとは、広告業界の用語では、インターネット広告における広告コンテンツそのものや、広告コンテンツを構成する要素(画像やタイトルなど)を指します。Webサイトに表示される画像付きの広告コンテンツや画像そのものをクリエイティブと読んだりします。一般的な表現としては、サムネイル画像と呼んでしまいそうですが、よく使われる用語ですので、覚えておきましょう。

クリエイティブ:広告コンテンツそのものや、広告コンテンツを構成する要素(画像やタイトルなど)

入稿・審査

作成したクリエイティブを広告配信事業者のシステムに登録する作業が入稿です。入稿は、Webシステムで実施されるものやメールにて送付するものなど各配信事業者によって方法が異なります。また、クリエイティブを入稿後、配信事業者側で入稿された広告を配信してもよいかという審査が各社の広告審査基準・広告掲載基準に沿って実施されます。この審査を通過したクリエイティブのみが広告コンテンツとして、実際にインターネットに配信されます。

入稿:配信事業者にクリエイティブを受け渡したり、システムに登録する作業のこと。

審査:クリエイティブが配信事業者の広告審査基準に沿っているかチェックすること

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クリエイティブ作成時の注意点

Webサイトやアプリ上の指定広告枠に配信されるディスプレイ広告と異なり、ネイティブ広告は配信Webサイトになじませる特性からクリエイティブ作成においていくつか注意すべき点があります。

画像データは表示領域とデータ量に注意しよう

クリエイティブの構成要素の画像データは、表示領域とデータ量に注意する必要があります。ディスプレイ広告の場合は、広告枠のサイズ毎に画像データを用意することで、各広告枠にフィットした形で配信されますが、ネイティブ広告の場合は、配信されるWebサイトの表示レイアウトによって画像データの上下や左右がトリミング(切り出)され可能性があります。画像データを用意する際は、上下左右の領域が切れるものとして、中心領域に広告コンテンツの内容が伝わる構図にしましょう。また、データ量は、配信事業者ごとに100KBや150KBのようにサイズ上限がありますが、利用するユーザのことを考え、なるべく少なくすることをお勧めします。

表示領域の注意:画像の中心領域に広告コンテンツの内容が分かるものが入るような構図にしよう(上下左右20%は切れる可能性有り)

データ量:事業者のサイズ上限ぎりぎりではなく、少し余裕を持たせたデータ量にしよう

creative.png

タイトルは切れることを前提に考えよう

クリエイティブで画像と並び重要な要素が広告コンテンツのタイトルです。一般的なネイティブ広告は、画像+タイトルになります。タイトルに利用できる文字数は、配信事業者ごとに設定されていますが、その全てが表示されるわけではありません。入稿規定に記述のある文字数に収めるのはもちろんのこと、途中で文字が切れても意図が伝わるような表現を心がけましょう。

配信開始後は複数のWebサイトで表示を確認しよう

今回は、ネイティブ広告のクリエイティブ作成や入稿時の注意点をまとめてみました。ネイティブ広告の特性上、各事業者の入稿規定に基づきクリエイティブを作成したとしても、ユーザが閲覧する際には各Webサイトのデザイン特性により意図しない表示結果になる可能性があります。配信開始後の表示確認は必ず行いましょう。

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