SNSのハッシュタグとは? キャンペーン効果を高める成功事例

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SNSの活用は、今や企業のマーケティング戦略に欠かせないものとなりました。商品、サービスをはじめ、娯楽や芸能、政治まで、あらゆる話題がSNS上で語られ、拡散される世の中です。ハッシュタグはそうした膨大な情報を分類し、検索する側にも発信する側にもメリットをもたらしてくれる機能です。ハッシュタグを上手に使いこなせば、キャンペーン情報の拡散も期待できます。今回は、ハッシュタグを企業運営に活用するための基礎知識と成功事例を紹介します。

ハッシュタグとは?

ハッシュタグとは、FacebookやTwitter、Instagram、YouTube、PinterestなどのSNS上で使われる「#」を付けたキーワードのことです。ハッシュタグを付けた投稿はタグ付けされ、同じカテゴリの記事として扱われます。例えば「#コンビニスイーツ」といったように、気になるキーワードの頭に半角のシャープ(ハッシュマーク)を付けて検索をすると、そのキーワードでタグ付けされた投稿だけを表示することができます。

また、閲覧中の投稿画面で、ハッシュタグの付いたキーワードをクリックすると、同カテゴリの投稿を一覧表示できます。共通の話題、趣味、関心が簡単に共有でき、興味のある層に幅広く閲覧されるようになる機能ともいえるでしょう。カテゴライズされた投稿を手軽に確認できるため、特に若年層を中心にハッシュタグ検索がよく利用されているようです。

ハッシュタグのメリットは? どんな効果があるの?

続いては、ハッシュタグのメリットについて紹介します。ハッシュタグの利用には、以下のメリットがあります。

  • ユーザが見たい情報にたどり着きやすい
  • 関心のあるユーザから見てもらいやすくなる
  • ターゲット層を集めやすくなる
  • ハッシュタグによるコミュニティ化ができる
  • キーワードに関連した情報調査に使える

例えば、写真のみの投稿の場合、通常のキーワード検索では検索もれが生じる可能性があります。文字情報の中にキーワードがなければ、検索対象から外れることも考えられます。一方、ハッシュタグが付いていれば、同じ興味を持った人に見てもらえる確率が高くなり、ターゲットへのアプローチがより容易になります。さらに、ハッシュタグは簡易的なコミュニティの役割も果たし、キーワードに関連した情報の調査も簡単に行えるようになります。

ハッシュタグはどのように活用すべきか?

では、企業の一般的なハッシュタグの活用方法としては、どのようなものが考えられるでしょうか?

1.ブランド認知度の向上

多くのユーザが興味を持っているコンテンツにハッシュタグを付けて発信すれば、閲覧される範囲を広げられ、企業やブランドの認知度を高める効果が期待できます。キーワードプランナーを活用し、検索需要の高いキーワードをタグ付けすることで、閲覧数の向上が見込めます。

2.キャンペーンの促進

ハッシュタグはキャンペーンと非常に親和性が高く、一般的なキーワードと区別をつけるのに効果的です。投稿にハッシュタグを付けるだけなので、面倒な登録作業を行う必要がなく、参加しやすいというメリットもあります。

3.市場調査

特定の項目について投稿をまとめて閲覧できるので、「どのようなキーワードについて需要が多いのか?」が分かりやすくなります。キャンペーンやサービス開発を行うときの戦略立案やターゲットの絞り込みにも活用できます。

ハッシュタグの成功事例を紹介!

最後に、ハッシュタグを使った企業の成功事例をいくつか見ていきましょう。ハッシュタグを活用する際の参考としてください。

カプリココットって知ってる? Twitterキャンペーン

江崎グリコが2014年に展開した、お菓子の認知促進キャンペーンです。Twitter上で「#カプリココット」というハッシュタグを付けてツイートすると、毎日10名に「カプリココット」が当たる企画です。商品名の印象が強く残り、多くの人に興味を持ってもらえる効果がありました。

ハッピーキャンパス フォトコンテスト

亀田製菓とマイナビ学生の窓口が開催したコラボ企画です。TwitterやInstagramから「ハッピーな写真」を投稿すると、グランプリ受賞者にハッピーターン100袋がプレゼントされます。「#ハッピーターン100袋ほしい」というハッシュタグを付けるだけでなく、「ハッピーターン」または「ターン王子」と写真を撮る、というポイントが学生に受けて盛り上がりを見せました。

“ナイトラン”フォトコンテスト 2015

「BROOKS」の輸入総代理店・カスタムプロデュース株式会社が仕掛けた、夜間のランニングをテーマにしたキャンペーンです。Instagramから「#ナイトランハッピー」というハッシュタグをつけて写真を投稿して審査を通過すると、キャンペーンページに掲載されます。写真に「購入サイトへの誘導ボタン」を任意で付加できる仕様になっており、ブランド認知と同時に、販売促進の効果も高まりました。

SEASON_RISONARE INSTAGRAM キャンペーン

星野リゾートが運営する「リゾナーレ八ヶ岳」が2017年秋に開催したキャンペーンです。「#ほっこりごはん」や「#ごほうびリゾナーレ」のハッシュタグを付けて、Instagramにお気に入りのごはんの写真を投稿すると、抽選で宿泊券がプレゼントされます。リゾナーレ八ヶ岳がターゲットとする「オトナ女子」にアプローチすることで、ブランドとサービスの認知拡大に貢献しました。

まとめ:準備なしで実施できるハッシュタグを今すぐ活用しよう

ハッシュタグはキーワードに「#」を付けるだけという、至って簡単なシステムです。それだけで未知のユーザを呼び込める可能性が高まります。キーワードの選択に多少の工夫が必要になりますが、事前登録のような面倒な作業もなく、手間はほとんどかかりません。キャンペーンを企画しているのであれば、利用しないのはもったいない話です。まずは、SNSの情報を研究して、自社に適した活用方法を探っていきましょう。