ビッグキーワードばかり狙ってない?ロングテールキーワードの選出&活用方法

ハウツー

ロングテールキーワードはビッグキーワードに比べて検索ボリュームは小さくなりますが、ユーザの欲しい情報が反映されているのが特徴です。そのため、ユーザの意図をくみ取りやすく、CV(コンバージョン)率のアップが期待できます。では、どのようにキーワードを選出し、どう展開していけばよいのでしょうか。詳しく探っていきましょう。

ロングテールキーワードとは?

知りたい情報をより的確に得るために、検索エンジンに複数のキーワードを入力する場合もあります。例えば、「ダンス教室 目黒 夜 チケット制」のように、希望条件を複数入れて検索した経験はないでしょうか。このような複合語のことを「ロングテールキーワード」といいます。核となるビッグキーワード(ここではダンス教室)について「何を知りたいのか」が明確になるため、うまく攻略できればCV率のアップが期待できます。

SEOとロングテールキーワードの関係性

ビッグキーワードに比べると、ロングテールキーワードの検索数は決して多くありません。このため、「ビッグキーワードを狙った方が良い」と考える方もいるでしょう。しかし、ビッグキーワードは検索数が多い分だけ競合サイトも多く、検索上位に入り込むのは難しいのが現状です。

そこで、ロングテールキーワードにも注目し、ユーザが「なぜロングテールキーワードを入力したのか?」という意図を見抜いて、問題を解決するための記事をアップすると集客につながりやすくなります。

ロングテールキーワードの実用例

マーケティングメディア「バズ部」を手掛ける株式会社ルーシーが、自社で請け負っているクライアントサイトの「ビッグ&ミドルキーワード」と「ロングテールキーワード」に関する調査を行ったところ、ビッグ&ミドルキーワードの平均順位が5.3位であったのに対して、ロングテールキーワードの平均順位は11.4位であったという結果を得ました。一方、検索流入数について調べてみると、ビッグ&ミドルキーワードは18.5%、ロングテールキーワードは81.5%という結果になりました。さらに、マーケティングメディア「バズ部」のCV率を調べたところ、ビッグキーワードは0.56%、ミドルキーワード2.85%、そしてロングテールキーワードでは53.60%にものぼることが判明したのです。これはビッグキーワードの約100倍に相当する値です。

要するに、ビッグキーワードである「ダンス教室」で検索したときに掲載順位が高く表示されたとしても、それがCVにつながるとは限らない、ということです。ダンス教室を本気で探している人は、「ダンス教室 夜 チケット制 池袋」などの具体的なキーワードで検索を行うため、ロングテールキーワードの方がCV率は高くなる傾向があるようです。

では、ロングテールキーワードをどのように選出し、実用していくのがよいのでしょうか。

1.ペルソナを設定したうえでサイトマップを作る

まずはペルソナを具体的に設定し、「どのようなWebサイトにすべきか?」の構想をしっかりと練ったうえで、ツリー形式のサイトマップを作成します。クローラーが巡回しやすいように、XMLサイトマップを設置することも大切です。

2.キーワード選出支援ツールを使う

ロングテールキーワードとして選出する単語は、検索時に表示されるサジェスト(関連する検索キーワード)を参考にするか、もしくはGoogle広告(旧名称:Google AdWords)の「キーワードプランナー」などのキーワード選出支援ツールを利用して適切なキーワードを選びます。

3.定期的にチェック

CV率だけでなく、検索エンジンからの集客率や検索順位なども定期的にチェックします。問題点があればメンテナンスを行います。

ロングテールキーワード選出のポイント

キーワード抽出ツールはとても便利なものですが、競合Webサイトにも同じ情報を提供することに注意しなければいけません。競合Webサイトとの差別化を図るには、ユーザがビッグキーワードを検索する際に「何を知りたがっているのか?」を想像することが大切です。キーワードに「ユーザの意図が明確な単語」が含まれているかをチェックしてみるとよいでしょう。

まとめ:ユーザの「意図」を想像しよう

安定した集客を望むなら、ロングテールキーワードを考慮したコンテンツづくりも検討しておく必要があります。検索流入の向上が期待できると同時に、ビッグキーワードからの検索流入に比べてCV率のアップも望めます。そのためには、サイト全体の方向性をしっかりと定め、ユーザの検索意図を考慮したWebサイトづくりを行うことが大切となります。