アクティブユーザ数でWebサイトの価値を知る!その確認方法とユーザ数増加の秘訣

アクティブユーザ数でWebサイトの価値を知る!その確認方法とユーザ数増加の秘訣

ハウツー

Webサイトは開設すればよいというものではなく、多くのユーザに利用されてこそ存在価値があります。アクティブユーザ数は、どれだけの人がWebサイトを閲覧しているかを確認できる指標です。期間を区切って観察できるため、Webサイトリニューアル後の効果測定やユーザの動向を把握する際に役立ちます。ここでは、アクティブユーザの基礎知識に加えて、アクティブユーザ数を確認する方法、ならびにアクティブユーザを増やすための施策について解説します。

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アクティブユーザ数とは

アクティブユーザ数とは、「ある一定期間内にサイトを訪れたユーザの数」を表す指標で、Webサイトの分析によく用いられます。また、同様の指標としてFacebookやメルカリなどのWebサイトでは、実質的な稼働率の指標としてMAU(マンスリーアクティブユーザ)がよく利用されます。

似たような言葉として「ユニークユーザ」があります。これはIPアドレスやホスト名の情報、Cookieの発行により「重複しないユーザの数」をカウントしたものです。解析ツールのGoogleアナリティクスでは、「ユニークユーザ数」と「アクティブユーザ数」を同じ概念として扱っています。

Googleアナリティクスを使ったアクティブユーザの確認方法

Googleアナリティクスを使ってアクティブユーザ数を確認する際は、以下の操作をします。

  1. Googleアナリティクスにログインします
  2. 目的のビューに移動します
  3. 「ユーザー」→「アクティブ ユーザー」を選択します

この画面では、1日間/7日間/14日間/28日間のアクティブユーザ数を確認することができます。アクティブユーザ数を正しく捉えることができれば、ユーザの関心レベルを詳細に把握できます。Webサイトを継続的に利用しているユーザの状況、リニューアル後の反響などが明確になります。

そのほか、日々のユーザ動向から今後のユーザの行動を予測したり、ユーザの離脱の様子からユーザ層の行動を分析したりすることも可能です。短期・長期と期間を変えて見ることで、さまざまな角度からユーザ動向を分析できるようになります。

アクティブユーザを増やす方法

アクティブユーザ数が増加すれば、リピート率や口コミ効果も向上し、さらに活気のあるWebサイトに成長させることが可能です。アクティブユーザ数を増やす施策としては、以下の手法が挙げられます。

  • SEO(検索エンジン最適化)対策を行う
  • メールマガジンの配信を行う
  • FacebookやTwitterなどを活用したSNSマーケティングを行う
  • 「Googleアドワーズ」や「Yahoo!プロモーション広告」などを利用し、外部サイトへの露出拡大を図る

SEOの強化では、検索サイト経由のユーザ流入量の増加が期待できます。その他の方法もアクティブユーザ数の増加につなげる手法として効果的です。可能な限り実施していくべきでしょう。

それ以上に効果的な対策として考えられるのは、質の良いコンテンツを定期的に一定量配信することです。Webサイトが充実すると同時に、リピータを獲得できるようになり、Webサイトのファンが増加していきます。広告による露出の増加や流入チャネルを拡大する手法は、「新規ユーザを増やす」という意味では重要ですが、魅力のないWebサイトでは一時的な効果しか得られません。

良質で興味深いコンテンツを継続して提供していくことで、更新のたびにユーザが自発的に訪問してくれるWebサイトになります。コンテンツの品質保持は、アクティブユーザ数を安定させるための最重要課題といえます。

コンテンツ配信とアクティブユーザ数の関連性を探りながら、ユーザ層とのマッチング、ユーザのニーズ追求を常に模索していく必要があります。

Webサイトの未来をアクティブユーザで予測する

アクティブユーザ数を知ることは、単に訪問者数を知ること以上に分析のヒントを与えてくれます。期間を変えて観察すれば、ユーザの定着率や新しい施策の効果など、さまざまな角度からサイトを分析できます。サイトの未来を予測し、施策の効果を向上させるためにも、ユーザ動向のチェックは欠かせません。アクティブユーザ数から得られた結果を正しく捉え、成果を上げるWebサイト構築を目指しましょう。

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