CGMやUGCとは?ユーザを巻き込んでサイトを活性化!

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企業が一方的に情報を発信するマーケティング活動の時代から、消費者が作成したコンテンツを企業が利用する時代になって久しくなります。ソーシャルメディアの拡張を背景に、消費者のコンテンツを活用したマーケティング・キャンペーンはますます人気が高まっています。消費者は無料で製品・サービスに関する情報を発信してくれるため、その情報を的確に活用できれば、費用対効果の高いマーケティング活動を期待できます。今回は、消費者が作成する情報をマーケティングに活用する際に必ずおさえておきたい、CGM(Consumer Generated Media)とUGC(User Generated Contents)について、分かりやすくお伝えします。

CGMとは?UGCとの関係性は?

情報に必要とされる要素のひとつに「信頼性」が挙げられます。あらゆる活動において情報源は非常に重要であり、情報源の価値が「その情報の価値を決める」といっても過言ではありません。では、消費者が作成したコンテンツに価値はあるのでしょうか? 答えはイエスです。なぜなら、製品やサービスに関する消費者の評価は、購買の意思決定やブランド構築に重要な役割を担っているからです。

CGMは消費者コンテンツを活用したメディアであり、動画、ブログ、レビュー、ソーシャルメディアなど、コンテンツの形態は問いません。そして、消費者が作成したコンテンツの総称をUGC(User Generated Contents)と呼んでいます。

CGMは、消費者が作成したコンテンツだけで成立する訳ではありません。1本の木を想像してみてください。木をCGMとするなら、UGCは木を構成する1枚1枚の葉に相当します。そして、企業が提供するプラットフォームが幹となるのです。

CGMサイト運営のポイント

あらゆるメディアにおいて、コンテンツはそのメディアの価値を決定する重要な要素です。かつて「消費者の声」は、企業によって加工されたコンテンツでしかありませんでしたが、今は違います。

消費者が作成したコンテンツは、素晴らしいアイデア、ユニークなコンセプト、未知のニッチなメッセージングの機会を生み出す源泉(UGC)となり、CGMを形作っています。CGM上では、消費者を巻き込むさまざまなキャンペーンを実施することが可能です。アイデアを募る、体験談を募集する、自分だけのオリジナルを作成する……。消費者が作成したUGCをオンライン上で共有することで、消費者は情報発信の当事者になります。マーケティング担当者は消費者の声を意識し、理解しようと努めることが重要です。

CGMの活用例

UGCを活用したCGMの活用例を紹介します。

Yahoo!知恵袋

疑問や質問を気軽に投稿して、サイトの参加者が持っている知恵や知識を共有できるサービスです。投稿した疑問について複数の回答が得られた場合、疑問の投稿者が一番良いと思った回答者を「ベストアンサー」として選出し、知恵コイン(Yahoo!知恵袋での活躍度を表す数字)を贈ることができます。「ベストアンサー」には、Yahoo!知恵袋の運営事務局からも知恵コインが進呈され、サイトの活性化につながっています。

食べログ

ユーザが飲食店を評価するグルメサイトです。ジャンル別はもちろん、「ペット可」「口コミ投稿が多い順」など、さまざまな観点で飲食店を探すことができます。また、食べログまとめ機能を利用すると、ユーザが自分のおすすめする記事をまとめて紹介するページを作成することができます。
「お店を選ぶときに失敗したくない」という人に対して、人気のサービスです。

旅人通信社

世界中を旅する「旅人」に記事や動画を作成してもらい、採用したコンテンツに対して報酬を支払うユニークなサービスです。こちらは多少の費用を要しますが、現地に行かないと得られない「旅人ならではのコンテンツ」を収集できるのが魅力です。旅行サイトや通信社など、さまざまな企業が利用しています。

ユーザを巻き込んでいくことが重要

上記のサービスのように、多くの口コミ(UGC)を集めることで、CGMはどんどん大樹に育っていきます。大樹になった利点を活かして、新たなマーケティング活動を生み出すことも可能でしょう。今後も、消費者を巻き込んだCGMがマーケティングの重要なポジションを担っていくことは容易に想像できます。

また、消費者がCGMの作成に関与する最も大きな理由のひとつが報酬です。ポイントやマイレージなどの経済的な報酬、投稿内容に対する社会的評価など、消費者は何らかの形で報酬を求めています。コンテンツを提供してくれる消費者に何を還元できるのか、そのバランスをメディアの運営者は考え続けていく必要があります。