コンバージョンの向上はランディングページがカギ!LPOのポイント&ツールを紹介

トレンド

「Webサイトの訪問者数は多いのに、コンバージョンにつながらない……」と悩んでいる企業も多いのではないでしょうか。ユーザの多くは、Webページが表示されるやいなや「このページは自分にとって有益か」と考え、違うと判断するとすぐにWebサイトから離脱してしまいます。そこで、ランディングページ(LP)の工夫が重要となります。コンバージョン率(CVR)の向上にもつながるランディングページの最適化(LPOLanding Page Optimization)について解説します。

LPOって何?メリットは?

ユーザが外部サイトから来た際に、最初に表示されるページをランディングページといいます。この部分に問題があると、ユーザはすぐにWebサイトから離脱してしまうおそれがあります。このような状況を避けるには、LPO、すなわちランディングページの最適化を行わなければいけません。適切なLPOを行うことでランディングページの訴求力を向上させ、その結果としてコンバージョンにつなげていくのが基本的な戦略となります。

LPOのポイント

SEO(検索エンジン最適化)により訪問者数が増えても、必ずしもコンバージョンにつながるとは限りません。サイトの内容や動線が悪いと、ユーザはすぐに興味を失ってしまい、Webサイトから離脱してしまいます。これではSEOを行う意味がありません。SEOを意識すると同時に、LPOも行っていく必要があります。そのためには、コンバージョンにつながるSEOキーワードを検証して洗い出し、それに基づいたコンテンツを作成しなければなりません。

ランディングページでは、コンバージョンへの動線を短くするのが基本です。コンテンツ作成の前に、伝えたいことを十分に整理しておく必要があります。ランディングページに多くの情報やリンクを詰め込まないようにすることが大切です。情報やリンクが多すぎるページは、それだけユーザを迷わせる要素が多いページともいえます。ユーザを迷わせないように、必要最小限の内容にとどめる勇気が求められます。また、「ユーザが一番知りたい情報」や「訴求点」をファーストビュー(スクロールしなくても見える範囲)にまとめ、離脱を回避するように工夫していきます。

デザイン面では、とにかく「分かりやすさ」が重要なポイントになります。文章を羅列した、読み物的な構成にするのではなく、見ているだけで分かる「端的さ」が求められます。コンバージョンボタンの色や文字などを工夫し、最終目標を目立たせることも大切です。

ランディングページは、一度作成したらすぐにコンバージョン率が向上するものではありません。A / Bテストなどで検証し、改良を施し、さらに検証を繰り返す、という姿勢が求められます。こうした工程を繰り返すことで、さらなるCVRの向上が見込めます。では、どのように検証していけばよいのでしょうか? このような場合に活用できるのがLPOツールです。

LPOツールにはどんなものがある?

LPOツールは、現状のランディングページを分析し、得られたデータに基づいて問題点の洗い出しをするツールです。ランディングページをいくつか用意して、各ページのエンゲージメント率やCVRを測定するA / Bテストも行えるため、サイトを効率よく改善するツールとして便利に活用できます。

もちろん、流入経路に応じてランディングページを変化させることも可能です。例えば、SNSから流入した場合は「SNSでシェアキャンペーンを実施中」のページを表示し、メールマガジンから流入してきた場合はメールマガジン読者用のページに切り替える、などの工夫を凝らすことができます。ただし、LPOツールごとに用意されている機能は異なるため、各ツールの特徴をよく学んでから導入する必要があります。以下に、代表的なLPOツールを紹介しますので参考にしてください。

Gyro-n LPO(株式会社ユニヴァ・ペイキャスト)

ユニヴァ・ペイキャストが提供するLPOツール。ユーザの属性や行動履歴に合わせてコンテンツを差し替え、目的のページへ誘導します。複数のコンテンツを登録しておき、自動で最適化することも可能です。

DLPO(DLPO株式会社)

DLPOが提供するLPOツール。AIによりユーザを分類してランディングページを表示できます。また、ページ対ページのA / Bテストをはじめ、ページ内の各要素をひとつの単位にして検証をする多変量テストなども行えます。

 

まとめ

LPOのポイントは、スクロールしなくても見える範囲内に「ユーザが一番知りたい内容」をまとめること。そして、ページ内のリンクは必要な数だけにとどめ、コンバージョンにつながる動線を短くすることが大切です。また、コンバージョンボタンの大きさや色を工夫し、ファーストビューに注目されそうなキーワードを散りばめ、シンプルで的確なデザインにすると、CVRの向上につながります。