資格を活かしてマーケティングをもっと実用的に!

資格を活かしてマーケティングをもっと実用的に!

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「マーケティング」という言葉があらゆる場面で使われるようになり、マーケティング専門の部署を設ける企業も増えてきました。現在は、営業担当者にもマーケティング能力が求められる時代となり、業績向上に向けたさまざまな知識が必要です。マーケティングは必ずしも資格を要する業務ではありませんが、キャリアアップや顧客へのアピール手段のひとつとして、資格を取得しておくのもよい考えのひとつです。マーケティングの資格やその資格にどのようなメリットがあるのかについて解説します。

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マーケティング担当者に求められる知識、能力の種類

マーケティングとは、「自分たちの製品・サービスなどを、顧客に購入・導入してもらうための活動全般」を指します。何を題材にするかによって多少の変化はありますが、基本的には「実際に購入してもらうためには何が必要か」、「どうすれば口コミで広めてもらえるのか」、「それを効果的に行う手法は」などを検討していくことがポイントになります。

したがって、マーケティングに求められる能力には、「リサーチ能力」(今後のトレンド、市場の動き、消費者動向を読む力)や「競合に競り勝つ商品・サービスを生み出す能力」が挙げられます。また必要な知識としては、「プロモーション活動に関わる知識」(Webサイトの基礎知識、第三者に宣伝してもらうための知識、広報活動全般における知識)や「流通に関する知識」があります。

マーケティングの資格を取得するメリット

では、資格を取得するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

まず、実務の幅が広がります。マーケティングに関する知識はインターネットや書籍からでも得られますが、資格取得に向けて体系的に勉強することで、よりマーケティングの全体像が見えてくるようになります。

たとえば、Webマーケティングを行う場合、「何ができて、何ができないのか」、「不可能だとしても似たようなことは実現できないのか」、「費用・時間はどれくらい必要なのか」などが多少なりとも頭の中でイメージできるだけでも、マーケティングの方向性が変わってくるでしょう。マーケティングに関する知識を通じて、自身のマーケターとしての強み、弱みを把握できることもメリットのひとつといえます。

資格は知識や経験の証となります。知識に基づいた質の高いプレゼンテーションを行えるようになれば、顧客の反応も良くなるでしょう。自信を持ってサービスを提供されると、顧客側も頼もしく感じるものです。

おすすめのWeb系のマーケティング資格

それでは、マーケティング担当者が取得しておくべき資格について紹介します。マーケティングに関する資格は数多くありますが、Web系のマーケティング資格をいくつかピックアップします。

Webアナリスト検定(一般社団法人日本Web協会)

Webサイトにおける「データ解析」や「サイト分析」の基本を学べます。アクセス解析ログの代表格ともいえるGoogleアナリティクスについて詳しく学ぶことができ、データの読み取り方、集客やコンバージョン、リピート率などを分析するための知識が飛躍的に向上します。アナリストとして成長できる資格です。

Googleアナリティクス個人認定資格(グーグル合同会社)

Googleアナリティクスの習熟度を試す資格で、受験料は無料です。Googleアナリティクス理解度テストに合格すると資格を取得できます。

マーケティング・ビジネス実務検定(国際実務マーケティング協会)

特定の業種にとらわれない、マーケティングの基本・基礎を学べる検定です。流通、Web、サービスといった枠にとらわれることなく、幅広い実務知識や時事的な情報を習得できます。A級、B級、C級の3段階に分かれており、各自のレベルに合った資格に挑戦できます。

ウェブ解析士(一般社団法人ウェブ解析士協会)

Webマーケティングにおける「解析」から「仮説、実証」までの流れをひととおり学ぶことができます。ウェブ解析士 / 上級ウェブ解析士 / ウェブ解析士マスターの3種類があり、資格取得に向けた認定講座も用意されています。

自分の知識を把握するためにも、資格をとることが大切!

自分がどの程度マーケティングを理解しているのか、また実践できているのかを見極めるためにも、資格取得は有効な手段といえます。マーケターとしてのステップアップとして、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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