UXとUIの違いは何か?UX・UIの優れた商品と向上方法を紹介!

ハウツー

見やすく人気の高いWebサイトを作るには、UXやUIへの配慮が欠かせません。UX・UIは、企業のあらゆる製品の開発現場でも重要視されています。そこで今回は、「UX・UIとは何か?」について事例を交えつつ解説していきます。人の心に届くWebサイトやモノを作るために必要なことは何か、一緒に探っていきましょう。

UX、UIとは?

UXとは、ユーザーエクスペリエンス(User Experience)を略した用語です。エクスペリエンスは「体験、経験」を意味し、「ユーザがサービスや商品から得られる体験」のことを示します。Webサイトの場合、表示の速さ、見やすさ、資料請求や商品購入までの導線、商品が届くまでの期間などの「体験」がUXに該当します。

一方、UIはユーザーインターフェイス(User Interface)の略語となります。インターフェイスは「接点、接触面」を意味する単語で、「サービス(または製品)とユーザの接点」のことを示します。Webサイトを例にすると、ユーザが実際に目にするデザインやナビゲーションなどがUIに該当します。もちろん、良いUIがなければ、良いUXも成立しない、と考えるのが基本です。

ボトル型ガムにおけるUXとUI

UXとUIは、Webサイトだけでなく、店頭に並んでいる商品からも学ぶことができます。例えば、蓋つきのボトル型ガムを例に考えてみましょう。

ボトル型のガムが登場するまでは、ポケットサイズで個別包装されたガムが主流でした。この形態は運転時などに取り出しにくく、包装紙の置き場に困ることもありました。そこで新たに登場したのがボトル型のガムです。テーブルの引き出しに入り、車のドリンクホルダーにも置ける、程よいサイズの大きさで、手で取り出しやすいように間口の広いボトル形状になっています。ベタつきにくく、変形しにくい「タブレット型」のガムになっていることも、ユーザにとっては嬉しいポイントと言えるでしょう。食べ終わったガムは、付箋タイプの捨て紙に包んで捨てられるため、ゴミも最小限で済みます。このように新しい形態のガムが登場したことで、運転時でもオフィスでも気軽にガムを食べられるようになりました。

これらは「ボトル型」という形状を選んだことにより得られたUXと言えます。そして、このような体験を生んでいるのが、「ボトル型のデザイン」や「付箋タイプの捨て紙を添付する」といったUIデザインです。

ただし、状況に応じてUXやUIの賛否が分かれることに注意しなければいけません。ボトル型ガムは運転時や卓上に置いて食べる際には便利ですが、カバンに入れて持ち運ぶには大きすぎて不便です。UXやUIは、「使う場所」と「ターゲット」に応じて求められるものが変わってくる、ということです。

UXやUIを高めるために役立つツール

では、どうすればUXやUIを高められるのでしょうか? そのためには、ターゲットを意識すると同時に、「現在の問題点は何か?」を把握することが重要です。利用者アンケートなどを実施して情報を集めるのも効果的ですが、Webサイトの場合は、解析ツールを活用した方がより手軽に正確なデータを得られます。特に、ユーザの行動や熟読具合を把握できる「ヒートマップ」の活用がおすすめです。

そのほか、「A / Bテスト」もUX・UIの改善に効果的です。「A / Bテスト」とは、期間限定でページを2パターン用意し、どちらが高い効果を生みだせるかを検証する手法です。この際に気をつけるべきポイントは、目的やターゲットを明確にし、仮説を立て、欲張らずに1か所ずつ改善を行うことです。複数個所を同時に改善してしまうと、「どれが効果的だったのか?」を把握しにくくなってしまいます。

まとめ:デザインの役割をよく考える

Webサイトや商品を作るときは、ついつい見た目のデザインを追求してしまう傾向があります。もちろん、これは悪いことではありません。しかし、UXすなわち「サービスから得られる体験」が良くないと、ユーザは離れていってしまいます。ユーザ目線でUXを考え、それをカタチにしていくこと。これが最も大切なポイントです。